11月も中旬。
さわやかな秋はどこへやら?といった気温の変化で、体の疲れも今一つとれない…
あと7週間ほどすれば、2020年も~年末~ですが、「秋」らしいことを探したい。
(公園で娘に突然もらったどんぐり)
もっぱら仕事や、2歳の娘&1歳の息子の育児に追われつつ、鬼嫁のご機嫌を損なわないよう神経を使っている編集者Kですが、
仕事から帰れば子どもたちの晩ごはん・お風呂・歯磨き・寝かしつけ~起きたら子どもたちに朝ごはんのフルコンボ!が待っているので、
スポーツをする時間、読書をする時間はなかなか(というか全く)ない。
編集者Kには、残された「秋」は、もはや「食」しかないのだ。
そう思い、記憶の中にある、「灘区のおいしいもの」といえばなんだろうと考えたところ、
優しい甘さのあのお店が浮かびました。
編集者Kの職場であるサザンモール六甲B612では、イベントとしてマルシェの開催をしており、よく出店していただいていた「ナダシンの餅」さんにインタビューさせていただきました。
コロナ禍でお元気かな?と思い恐る恐る連絡をしてみましたが、影響はあれど、やはり地元に愛される銘店。インタビューも、快くOKをいただけました。ここ1年ほどお会いしておりませんでしたが、素敵な笑顔でお迎えいただき、インタビュー中も、多くのお客さまが来店されておりました。
「ナダシンの餅」さんといえば、灘区の老舗というイメージがありますが、
創業はなんと昭和12年(1937年)!
(創業者のお写真)
屋号の由来は、ナダ=灘と、シンは初代の祖父が営んでいた菓子・氷等の卸売店「新屋(あたらしや)」より「シン」を取ったということ、また、戦時中は一時閉店をされていましたが、戦後に営業を再開する際、「新しく再興した」ということも含め、「ナダシンの餅」に決めたとのこと。
昭和56年ごろまではうどんとおはぎのセットで店内で飲食ができた、というお話も。ナダシンさんのうどん、一度食べてみたかった…
(ナダシンの餅さんのおはぎ)
田舎のお母さんが作ってくれたような素朴で、懐かしい味。優しい甘さの秘密を聞いてみましたが、なんと配合については20年前から変わっていないそう。(20年前はもっと甘かったようです)
保存料も使わず、シンプルに。その日に作ったものはその日のうちに食べてもらいたい。そういった思いが、優しい味を作り出しているのかも知れません。
10月から12月までの期間限定ですが、こしあん入り「有機黒ごまだんご」もいただきました。
有機栽培のごまを直火焙煎で香ばしく仕上げた有機黒ゴマと、宮城県登米市産の”ひとめぼれ”を使用した特別栽培米(※)の生地。柔らかく、優しい甘さのこしあんとのバランスが絶妙。一個食べ終ると次のだんごに自然に手が伸びてしまう…
※特別栽培米とは…農薬及び化学肥料5割減の環境保全米のこと。
暖かいお茶と一緒にいただき、ごちそうさまでした。
大人気のいちご大福は1月からだそうで、また買いに行こうと決めた編集者Kでした。
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「ナダシンの餅」本店 営業時間:7:00~18:30
店休日のお知らせ等はこちらから
ナダシンの餅 – ショップブログ – 六甲道どっとこむ (rokko-michi24.com)