その昔、もくもくと煙を吐き出していた煙突が倒され、その土煙がおさまったあとから広々としたパティオ(中庭)を持つインテリアプラザが誕生しようとしています。その名は六甲イケアタウン。ジュート工場の雰囲気をそのまま伝えるため、屋根裏見廻りのための足場(キャッツウォーク)や時計、消火栓、非常ベルなどが外されずに残っています。また、パティオに面したレンガ壁に、当社創業当時の風景のレリーフがはめこまれます。
広場や駐車場の照明も赤レンガと「つた」の景観に合うようデザインされ、北欧の感覚とマッチした神戸の新名所の完成がいよいよ間近かになってきました。3月21日のオープンをめざし、今、最後の追い込みにかかっているところです。
当時の小泉製麻株式会社の社内報「いずみ」に掲載されていた記事(1982.2月号より抜粋)